エバーフレッシュという名前は聞いたことがなくてもインテリア雑誌などで見たことがある人も多いのではないでしょうか。スタイリッシュでおしゃれ、柔らかい緑が印象的な優しい印象の観葉植物でその特徴からもネムノキの仲間のマメ科に分類されます。
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エバーフレッシュはこんな魅力があります。
エバーフレッシュは数ある観葉植物の中でも、昼間と夜で違う一面を見せてくれるとても魅力的な植物です。昼間は葉を広げて夜になると閉じるといった変わった性質があり個性的な一面や二面性を楽しむこともできます。
もともと東南アジアに広く分布している亜熱帯植物でもあり、4月~9月ごろにかけて3~4cm程度の黄色く丸いふんわりとしたかわいい花が咲いた後、赤黒いサヤができることからも「アカサヤネムノキ」なんて別名もあります。季節によって様々な姿を見せてくれるのもエバーフレッシュの特徴だといえるでしょう。見ているだけで何だか優しい気持ちになれるような温かみのある観葉植物ともいえますね。
エバーフレッシュはこんな人におすすめです。
葉が小さく細かいので軽やかな印象が持たれやすい観葉植物であることから、夏でも清涼感があり観葉植物を置きたいけどあまりに存在感が強すぎるのは…なんて躊躇してしまう人にもおすすめです。成長すると大きくなるのでリビングなどに飾る人も多いのではないでしょうか。植木鉢にホワイトを持ってくると清潔感があり、茶色などの自然な雰囲気を楽しむのもいいでしょう。エバーフレッシュはもともと亜熱帯地方の観葉植物であり耐寒性がないので、日当たりのいい窓際などにおくのがおすすめです。
エバーフレッシュは贈り物としても最適
エバーフレッシュは観葉植物の中でも高さがあるので、お祝い事などの贈り物としても選ばれやすくお値段以上に高級感も出してくれます。またエバーフレッシュの花言葉が「歓喜」や「胸のときめき」であることからも様々な用途の贈り物としても最適です。またネムノキの種族だからこそエバーフレッシュは葉を合わせて閉じる習性があることから、中国では寄り添い合う夫婦の象徴とされており、結婚祝いなどに贈る観葉植物としても人気があるのです。
エバーフレッシュの魅力は成長していくにつれて様々な姿を見せてくれることでしょう。観葉植物はお花と違って単調な姿しか楽しめないと思っている人は、エバーフレッシュを見て驚くはずです。こんなに四季折々で見た目が変わる観葉植物は他にはないのではないでしょうか。お祝い事に観葉植物を贈りたいと考えている人にもおすすめです。
「エバーフレッシュ」の育て方
エバーフレッシュは初心者でも育てやすいオススメの観葉植物です。水が足りなくなると日中も葉を閉じるので、水やりのサインとしての役割も果たします。
小さなサイズは環境に影響されやすいので、初心者の方は6号以上のサイズをお勧めします。
水やり
水やりは土が乾いたらたっぷりと。鉢を持ったとき軽く感じたら十分与えます。冬場は生長も穏やかです。水のやり過ぎに注意。また、水はけが悪いと根腐れを起こします。受け皿にたまった水は捨てるようにしましょう。
日当たり
日当たりを好みます。耐陰性もありますが室内の明るい場所で管理してください。環境の変化に敏感なので余りに頻繁に場所換えするのは控えましょう。落葉の原因となります。
乾燥が苦手です。空調が効いた室内ではエアコンの風が直接当たる場所を避け、霧吹きで葉水を与えるとよいでしょう。
土
赤玉土と腐葉土を混合したものか、市販の観葉植物の土をご利用ください。
肥料・害虫病
成長期に緩効性の置き肥をするか、2週間に一度程度、液体肥料を与えるとよいでしょう。肥料のやりすぎには注意してください。
カイガラムシが発生した場合は歯ブラシでこすり落としてから薬剤を利用します。
剪定・植え替え
下葉が枯れてきたり、植木鉢から根があふれ出て来たら植え替えの時期。成長期の春~秋にかけて一回り大きな鉢へ植え替えしてあげましょう。
エバーフレッシュは良く成長するので春先(4~5月頃)にバッサリと剪定してもすぐに生えてきます。伸びすぎた枝や古い葉を取り除き、好みの樹形に仕立ててください。