ディープブルーの花が魅力的な「セアノサス」の種類と育て方・植え替え方法をご紹介。

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青紫色の花を咲かせるこの花木をご存知でしょうか?

花の正体は「セアノサス」と呼ばれる低中木です。デープブルーの花が代表的なセアノサスですが、セアノサスには様々な種類、特徴があります。

今回はこのセアノサスの種類や育て方、植え替え方法までご紹介します!

可憐な花穂が魅力的なセアノサス

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セアノサスの別名はカリフォルニアライラック。ライラックのような花をつけますが、その魅力は花だけではありません。葉に光沢があるため光に当たるとキラキラと輝きます。
花が咲いてない状態でも観賞できるほど美しく、その爽やかさで近年特に注目されています。
花は春から初夏にかけて、甘い芳香を漂わせる小花を穂のようにたくさん咲かせます。鉢植えでの高さは1m程度に収まり庭上でも背丈ほど。
剪定の手間もあまりかからず、シチュエーションに合わせて手軽に楽むことのできる一押しの花木です。

セアノサスの種類

セアノサスといえば定番のブルーが有名ですがその他にもいろいろな花色があります。落葉性、常緑性、葉っぱに斑が入ったものなどなど。
その中から育てやすく人気の高い商品をご紹介します。

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パシフィックブルー

セアノサスで最もポピュラーなのが「パシフィックブルー」。葉は艶が強く、小ぶりで透き通るような濃い青色の花が美しいため、出回っているセアノサスの多くがこの種類です。
若いうちから花付きが良く、また矮性で、鉢植え仕立てにも向いているため大変人気の品種です。

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エルドラド

ブルーの花色が美しいセアノサスですが「エルドラド」はその斑入りの品種です。新芽のころは葉っぱの周りが黄色に縁どられ、いっそう彩り豊かな姿となります。
黄色は次第に薄らいで白~黄緑色(白覆輪)に変化していくため、開花後はその姿も見どころのひとつです。観賞用のカラーリーフとしても美しい新しいセアノサスです。

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パールローズ

多くが青い花のセアノサスですが「パールローズ」はピンク色の花の品種です。葉が広く他種と違い落葉性という特徴も持ち合わせています。
発色のよいピンク色の花が綿毛のようにポンポンと可愛らしい姿で開花します。

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スノウフリューリー

多くが青い花のセアノサスですが「スノウフリューリー」は希少な白花の品種です。
開花期には真っ白な花序がまるで牡丹雪のデコレーションのような姿になります。

育て方

セアノサスは特に難しくなく、注意する点をしっかりと押さえておけばだれでも簡単に育てることができます。春には可憐な花穂をお楽しみいただけるでしょう。

水やり

過湿に特に注意します。セアノサスが枯れる理由の大半は過湿だと言われています。地植えの場合:根付いてからは必要ありません。鉢植えの場合:表土が乾いたら与えます。

粘土質の水はけの悪い土壌は避けてください。鉢植えの場合は市販の園芸用土に赤玉土を混ぜて排水性を高めたものか、配合する場合は赤玉土6、腐葉土3、川砂1程度でご利用ください。

日当たり

日照を好むため、鉢植えの場合も春から秋にかけては屋外で管理してください。真夏の西日が強すぎる場合は半日陰に移しますが、過湿にならないような環境を優先します。
梅雨のころは特に、雨から避けるよう注意すると良いでしょう。冬場は関東以西では外で越冬できますが、寒冷地の鉢植えでは明るい室内に移します。枝が比較的軟らかいため、風当たりの強くない場所が無難です。

肥料

開花後にお礼肥えを1回、秋にもう1回の年2回を目安に緩効性の肥料を与えます。肥えた土壌を好みますが必ず必要になるほどではありません。
花つきが悪くなる場合は肥料切れが考えられるため、その場合はリン成分を多めに与えます。

剪定

開花シーズンが終わったら切り戻しを行って丈を調整します。秋以降は花芽を落とすことになるため、基本的には行いません。
枝が込み合った場合は間引き剪定を行い風通しを良くします。

イタリアンテラコッタに植えてみよう!

今回は楽天・Yahooで販売している4.5号のセアノサスをイタリアンテラコッタに植え替えしてみます。
テラコッタは通気性が良いのでセアノサスとの相性も抜群。お勧めの植木鉢です。
では早速植え替えしてみます。

用意する物

KT204-230 イタリアンテラコッタ 8号
・セアノサスパシフィックブルー(背丈約50cm)
・鉢底網
・赤玉土
・腐葉土
・油粕肥料(固形タイプ)

植え替えのポイント

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販売しているセアノサスは4号ポットサイズ。季節によってサイズは異なりますが今回使うのは背丈約50cm程度の株です。
開花も終わって若干下のほうが枯れていますね。これはビニールポットに対して樹木が大きく育っているので、根が若干詰まっている可能性があります。
負担を軽くするために剪定をおこないます。お花は咲き終わっているのでさっぱりとさせましょう。

弾力がなくなっている枝と、込み合っている部分をチョキチョキして

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こんな感じになりました。植え替えの負担も考えて少なめにカットしましたが、本来は咲き終わったらバッサリと切っても良い花木です。

今回植える植木鉢はこちら、

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きれいなつくりのイタリアンテラコッタKT204-230です。品質が高いのが目で見てすぐにわかります。カッチリとしている感じです。

ホームセンターなどで販売しているすぐに割れそうな安いテラコッタとはぜんぜん違います。このイタリアンテラコッタは凍てにも強いので外で管理するにもピッタリです。

樹木に対してちょっと大きいのですが、根っこが大分成長していたので8号サイズにしました。

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写真のように大き目の鉢底穴なので網も大きめにカット。さっそく土作りをしていきます。

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赤玉土6、腐葉土4の割合で土を配合します。

上記は一例ですがとにかく水はけが良くなるように配合、もしくは配合済みの培養土を使いましょう。
鉢人店長は適当なので感覚で入れていますので写真の感じになっています(笑

また、リン成分の多い肥料を原肥として少し混ぜ込んでおくといいかもしれません。

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仮置きしながら位置を調整します。根っこが大分絡まっているのがわかりますね。枯れの原因にもなりますので一回り大きな鉢に移してあげましょう。

苗木なので根土は崩さずこのまま植えこみます。根が回っている場合は若干ほぐしてあげましょう。また腐った根っこなどがあったら取り除いてください。

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位置が決まったらしっかりと土を入れます。竹串などで空洞ができないようにしっかりと土を入れましょう。
水をたっぷりとあげて土が下がってくるようなら土を足してください。

最後に油粕を固めた肥料を適当に置いて終了です。肥料は株元から少し離しておくようにします。
先にも書きましたが、夏場の暑さは少し苦手なので半日陰で管理しましょう。バークチップなどで表土を覆うのも効果がありそうです。

完成写真

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いかがでしょうか?セアノサスとイタリアンテラコッタ、相性抜群でナチュラルに仕上がりましたね。

植木鉢はちょっと大きめですが、来年以降の成長に期待します。このイタリアンテラコッタはどんな種類にも良く合う植木鉢です。値段も比較的安価なのでお求め安いのもいいですね。

鉢人 / FRANTSではセアノサスの苗を販売しています!

今回ご紹介した4種類のセアノサスを期間限定で販売しています。
気になった方はぜひセアノサスを育ててみてください。年に一度咲くブルーの花穂はとても癒されますよ。

※開花が終わって切り戻しを行った夏場は販売を中止しておりますのでご注意ください。

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鉢人スタッフが選ぶ!セアノサスにお勧めの植木鉢

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人気のモスポット。素焼き鉢で通気性がよくアンティークさがGOOD!レッド・ブラック・ホワイトをご用意。

KT204-330

今回ご紹介したイタリアンテラコッタ。品質も良くサイズも豊富なので選びやすい商品です。

KT208-250

アンティーク加工が人気の素焼き鉢。汚し加工が初めからしてあるので使い始めからおしゃれですね。

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