毎年このシーズンになると門松風寄せ植えを沢山作る機会がありますが。
竹、松、葉ボタンの定番品を使った昔からの正月飾りに飽きてきたお客様も多く。
お花屋さんを除くとちょっと雰囲気の違う正月飾りもたくさん並ぶようになってきました。
そこで今回は、洋風のテラコッタと和のアイテムを合わせたお手軽モダン門松を作ってみまます。
自分で植えると愛着もわきますし、完成品を買ってくるよりも同じ値段でより豪華にできるので是非皆さんもチャレンジしてみてくださいね。
前回のクリスマスの寄せ植えに続く第2弾です。
用意する物
・KT312-SET(W) 白化粧テラコッタ(8号サイズ)
・鉢底網
・鉢底石
・花と野菜の土ブレンド
・赤玉、鹿沼土(小粒)
・腐葉土
今回は洋風の白化粧テラコッタをチョイス。たてのすらっとしたラインが特徴です。
寄せ植えに利用する植物
・葉ボタン
・プリムラジュリアン
・ビオラ
・ナンテン
・白妙菊(ダスティーミラー)
・メラウニカ(レボリューションゴールド)
正月の代表アイテム葉ボタンを中心にレイアウト。ビオラやプリムラは冬から春まで花が長く咲くのでオススメ。赤色や黄色といったアイテムを植えると正月らしくなるので、黄色い葉っぱのメラウニカを背の高いアイテムとして入れてみました。
写真はカラフルな感じですが、お花の色を葉ボタンと同系色にするとまた違ったイメージになります。
自分の好きな花を選んで植えることが出来るもの醍醐味ですね。
便利な正月飾り
・竹
・松
・赤実(ナンテンモチーフ)
・正月用のピック
おすすめなのがカット済みの3本組の竹です。自分でカットしたりするのも大変なので大変ありがたいアイテム。あとは定番の若松と赤い実のイミテーションを用意しました。
実や松などは生花だと時期が合わなかったり、せっかく作っても正月まで持たなかったりするので、イミテーションがオススメです。来年も使えるのもいいですね。
植えてみよう!
鉢底穴より一回り大きく鉢底網を敷きます。鉢人ではお買い求め頂いた方全員にプレゼントしています~。
鉢の高さに合わせて軽石(鉢底石)を入れていきます。今回は浅型の植木鉢なので少なく敷いています。アイテムが入らない場合は下の方に硬質赤玉土などを入れてもOKです。
培養土は花と野菜のブレンド培養土に赤玉、鹿沼土(小粒)と腐葉土を少し混ぜ合わせてオリジナルにしています。浅型鉢の場合は入らなくなる可能性があるので培養土はこの段階では入れません。
レイアウトを考えよう
全体のバランス、設置場所と目線を考えながらレイアウトを検討します。今回は中心に竹、葉ボタンを設置して周りにほかのアイテムを植えこんでいきます。基本通りに、背の低い物を前に高い物を後ろに植えこむと見栄えがよくなります。
大まかに配置を決めたら、ピックなどの飾りも入れて全体のバランスを見ます。良ければ順番に植えてきます。
寄せ植えの場合はこれでもかと詰め込んだ方が見栄えが良くなりますが、植えこむときのスペースを確保が大変です。
培養土は隙間を埋める程度で、それぞれのビニールポットの土も根を崩さないようにして余っている土は取り除いてあげると植えやすくなります。
幅の狭いスコップや移植ごてがあると活躍します。
しっかりと培養土を詰めたら水をたっぷりあげます。培養土が沈下したら補充をしてあげてください。
完成イメージ
葉ボタンは大きさの大小と高さの高低があるものがいろいろ売られているので、レイアウトをイメージしながら最適なものを選んでください。中には枝分かれして3個程度がセットになった商品もあります。
前から後ろに高低差を出してあげるとボリュームが良くなります。
後戻りできないのでレイアウトの段階から意識して植えこむようにしてください。
いかがでしょうか?定番の松、竹をしっかりと取り入れながらも、テラコッタに植えるだけで和洋が融合したモダンなアイテムに仕上がります。
ナンテンとメラウニカのカラーリーフがアクセントとなって和の雰囲気もしっかりと出ています。立派な門松?とは言えませんが、好みのもを植えこんだモダンな門松風寄せ植えも玄関前を明るくしてくれるのではないでしょうか。
正月が終わっても、竹、松を取り除くだけで春まで楽しめるので長持ちもします。初心者でも簡単!オススメなのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
使われている植木鉢はコチラ
KT312-SET-W
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